2008年07月31日(Thu) 15:34
池田朗子作品集 いよいよ始動!/企画編集室(洋)
写真や雑誌のなかの人物写真が、机の上にちょこんと立っている、不思議な写真。
よく見ると、スナップ写真に映った人物(全身像)を、足元だけ残して切り抜き、
(仕掛け絵本のように)ポップアップされたもの。
それをさらに、日常の風景をバックに撮影したのが、その不思議な写真の正体である。
池田朗子さんは、視覚と認識の関係性をテーマに、
スナップ写真や、雑誌を素材にインスタレーション作品を発表するアーティスト。
ちょっとしたトリックだが(実は注意深く神経が払われている・・・)、
日常の風景をまるで違ったものに変えて、見るものに新鮮な体験をもたらす。
今秋、そんな池田さんのファースト作品集を出版することになった。
気鋭のアーティストを多数抱え、特に写真において定評のある大阪の画廊、
The Third Gallery Aya(サードギャラリーアヤ)での個展から約一年。
先日、ギャラリー代表、綾智佳さんとともに、作家の池田朗子さん、
編集担当の藤田千彩さん、デザイナー担当の大西正一さん(写真家としても活躍中)、
そして、印刷担当の松原さんなど、関係者全員が顔を揃え、
祇園祭直後の猛暑のなか、弊社(京都)で編集会議が行われた。
目指すは11月のパリフォト!
すでに制作期間2ヶ月を切っているが、熱い情熱と池田作品を熟知した強力なチームワークで、
この局面を乗り切り、期日内での完成を誓った。
私たちが日常生活において、かなり頼りにしている自分の視覚や観念が、
たやすく、軽やかに崩される快感。そのよろこびを作品集で再現させられたら良いと思う。
詳細についてはまたご報告できればと思いますので、どうぞお楽しみに!
